「こどもからみる不思議世界探求」プロジェクト

日本科学未来館での10月の参加型実験

2025年10月25、26日に日本科学未来館にて「身体は注意をひきつける?」という子ども達の認識世界を知る参加型実験を行います。
いずれも、意識されない心の世界を調べる実験です。皆さんのご参加をお待ちします。
予約は不要です。実験への参加費は無料です。
(常設展に入場された方が対象です。)

開催日時 2025年10月25、26日
各日、次の6つの時間帯で実施します。 
1.10:15〜10:45
2.11:15〜11:45
3.13:15〜13:45
4.14:15〜14:45
5.15:15〜15:45
6.16:15〜16:45
集合場所 常設展示「計算機と自然、計算機の自然」前(https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibitions/future/)近くの黄色い腕章をつけたスタッフにお声がけください。
実施場所 日本科学未来館 4階 研究室
所要時間 約30分
対象年齢 小学生(6~12歳)のお子さんとそのご家族

※ 実験に参加いただくためには同意書にご記入いただく必要があります。
また、本実験は全体の傾向を調べるものです。親子でどれくらい似ているかなど個別の実験結果に対する分析や回答はできません。
取得したデータは、個人情報を出さないよう配慮した上で、学術的・研究の広報等を目的として使用させていただきます。あらかじめご了承ください。

身体は注意をひきつける?

身体は注意をひきつける?

ヒトが急に現れると驚いてみてしまいます。
本研究では突然現れるヒトの身体が注意をひきつけるのかを調べます。
PCの画面に連続で出てくる画像の中から一つだけ傾いた画像があるので,
その画像がが左右どちらに傾いているかを回答してもらいます。

実験担当者
鶴見 周摩(つるみ しゅうま)
北海道大学大学院 文学研究院 助教


「こどもからみる不思議世界探求」プロジェクト

研究成果

Sudo, M. & Ishikawa, M. (2025). Moral gradients based on social boundaries: Children prioritize themselves and their ingroup when resources are limited. Journal of Experimental Child Psychology, 251, 106125. https://doi.org/10.1016/j.jecp.2024.106125

Tsurumi, S., Kanazawa, S. & Yamaguchi, M.K. (2025) Body weight and attentional capture in children. Exp Brain Res, 243, 129. https://doi.org/10.1007/s00221-025-07086-9

Sudo, M. & Ishikawa, M. (2025) Children consider unique similarities as more meaningful cues to compatibility in social partnerships. Evolution and Human Behavior, 46(4), 106708. https://doi.org/10.1016/j.evolhumbehav.2025.106708


主催

中央大学 文学部 山口真美研究室