「こどもからみる不思議世界探求」プロジェクト

日本科学未来館での5月の参加型実験

2025年5月3日~4日に日本科学未来館にて「顔の認知の非対称性」「止まった絵から動きを感じよう」という、
子ども達の認識世界を知る2つの参加型実験を行います。
いずれも、意識されない心の世界を調べる実験です。皆さんのご参加をお待ちします。
予約は不要です。実験への参加費は無料です。
(常設展に入場された方が対象です。)

開催日時 2025年5月3日~4日
各日、次の6つの時間帯で実施します。 
1.10:15〜10:45
2.11:15〜11:45
3.13:15〜13:45
4.14:15〜14:45
5.15:15〜15:45
6.16:15〜16:45
集合場所 常設展示「計算機と自然、計算機の自然」前(https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibitions/future/)近くの黄色い腕章をつけたスタッフにお声がけください。
実施場所 日本科学未来館 4階 研究室
所要時間 約30分
対象年齢 小学生(6~12歳)のお子さんとそのご家族

※ 実験に参加いただくためには同意書にご記入いただく必要があります。
また、本実験は全体の傾向を調べるものです。親子でどれくらい似ているかなど個別の実験結果に対する分析や回答はできません。
取得したデータは、個人情報を出さないよう配慮した上で、学術的・研究の広報等を目的として使用させていただきます。あらかじめご了承ください。

顔の認知の非対称性   (2025年5月3日~4日)

顔の認知の非対称性

大人の場合、左側の表情をより強く感じることがわかっています。また、大人の顔は、右側よりも左側の方が感情表現が強い傾向にあることがわかっています。では、子どもも大人と同じように、顔の認知に非対称性があるのでしょうか? 私たちはそれを写真を見る簡単な実験でたしかめます。

実験担当者
毛利 かなで(毛利 かなで)
中央大学大学院 文学研究科 博士前期課程

止まった絵から動きを感じよう   (2025年5月3日~4日)

止まった絵から動きを感じよう

大人は走っている動物が描かれている絵から動きを感じることができます。
子どもでもこのような絵から動きを感じられるかをパソコン実験で調べます。

実験担当者
梅川 璃空(うめかわ りく)
中央大学大学院 文学研究科 博士前期課程

「こどもからみる不思議世界探求」プロジェクト

研究成果

Sudo, M. & Ishikawa, M. (2025). Moral gradients based on social boundaries: Children prioritize themselves and their ingroup when resources are limited. Journal of Experimental Child Psychology, 251, 106125. https://doi.org/10.1016/j.jecp.2024.106125


主催

中央大学 文学部 山口真美研究室