「こどもからみる不思議世界探求」プロジェクト

日本科学未来館での春休みの参加型実験

「子どもの図と地の見え方はどうなっている?」「じぶんの身体を知っている?」「他者が見ているものは気になる?」「誰がお友達かな?」という、子ども達の認識世界を知る4つの参加型実験を行います。いずれも、意識されない心の世界を調べる実験です。皆さんのご参加をお待ちします。

2024年3月26(火)〜31日(日)に日本科学未来館にて下記の参加型実験を行います。
予約は不要です。実験への参加費は無料です。
(常設展に入場された方が対象です。)

開催日時 3月26(火)〜31日(日)
各日、次の6つの時間帯で実施します。 
1.10:15〜10:45
2.11:15〜11:45
3.13:15〜13:45
4.14:15〜14:45
5.15:15〜15:45
6.16:15〜16:45
集合場所 常設展示「計算機と自然、計算機の自然」前(https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibitions/future/)近くの黄色い腕章をつけたスタッフにお声がけください。
実施場所 日本科学未来館 3階 ハブスペース
所要時間 約30分
対象年齢 小学生(6-12歳)のお子さんとその家族

※ 実験に参加いただくためには同意書にご記入いただく必要があります。
また、本実験は全体の傾向を調べるものです。親子でどれくらい似ているかなど個別の実験結果に対する分析や回答はできません。
取得したデータは、個人情報を出さないよう配慮した上で、学術的・研究の広報等を目的として使用させていただきます。あらかじめご了承ください。

「わたし」の身体を把握する

「わたし」の身体を把握する

じぶんのからだについて、どのくらいわかっているのでしょうか。
じぶんの身体である身長や体重に、どれくらい敏感か、どれくらい意識しているかをパソコン実験でしらべます。
1つだけ違う色の文字さがし、10分くらいの実験です。

結果はこちら

実験担当者
鶴見 周摩(つるみ しゅうま)
北海道大学 大学院文学研究院 助教

子どもの図と地の見え方

子どもの図と地の見え方

絵を鑑賞するとき,人は図(前景)と地(背景)に分けて知覚しており,この図と地がわざと反転するように作られただまし絵があります。
子どもの図と地の反転はどうなっているのか,図に見やすい方があるのかをパソコン実験で調べます。

結果はこちら

実験担当者
梅川 璃空(うめかわ りく)
中央大学 文学部 4年

他者が見ているものは気になる?

他者が見ているものは気になる?

他者の視線の方向は非言語コミュニケーションの重要な手がかりです。
お子さんには画面の左右どちらかに出てくる図形に対してすばやく反応してもらいます。
その後、簡単な認知課題をおこなってもらいます。練習と本番合わせて10分前後で行います。

結果はこちら

実験担当者
石川 光彦(いしかわ みつひこ)
一橋大学 社会科学高等研究院 講師

誰がお友達かな?

誰がお友達かな?

子どもたちはどのように友人関係をつくるのでしょうか。
複数人の子どものイラストを見ていただき、誰と誰が友達か推測していただきます。
友達関係を築く上でどのような共通点を重視しているのか調べます。
練習と本番合わせて10分前後で行います。

結果はこちら

実験担当者
須藤 美織子(すどう みおこ)
一橋大学 社会科学高等研究院 講師

「こどもからみる不思議世界探求」プロジェクト

主催

中央大学 文学部 山口真美研究室