「こどもからみる不思議世界探求」プロジェクト

日本科学未来館での9月の参加型実験

2024年9月21、22日に日本科学未来館にて「他者が見ているものは気になる?」「子どもは異文化の視点をどう捉える?」という、
子ども達の認識世界を知る2つの参加型実験を行います。
いずれも、意識されない心の世界を調べる実験です。皆さんのご参加をお待ちします。
予約は不要です。実験への参加費は無料です。
(常設展に入場された方が対象です。)

開催日時 2024年 9月21、22日
各日、次の6つの時間帯で実施します。 
1.10:15〜10:45
2.11:15〜11:45
3.13:15〜13:45
4.14:15〜14:45
5.15:15〜15:45
6.16:15〜16:45
集合場所 常設展示「計算機と自然、計算機の自然」前(https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibitions/future/)近くの黄色い腕章をつけたスタッフにお声がけください。
実施場所 日本科学未来館 4階 研究室
所要時間 約30分
対象年齢 小学生(6~12歳)のお子さんとそのご家族

※ 実験に参加いただくためには同意書にご記入いただく必要があります。
また、本実験は全体の傾向を調べるものです。親子でどれくらい似ているかなど個別の実験結果に対する分析や回答はできません。
取得したデータは、個人情報を出さないよう配慮した上で、学術的・研究の広報等を目的として使用させていただきます。あらかじめご了承ください。

他者が見ているものは気になる?

他者が見ているものは気になる?

他者の視線の方向は非言語コミュニケーションの重要な手がかりです。
お子さんには画面の左右どちらかに出てくる図形に対してすばやく反応してもらいます。
その後、簡単な認知課題をおこなってもらいます。
練習と本番合わせて10分前後で行います。

実験担当者
石川 光彦(いしかわ みつひこ)
一橋大学 社会科学高等研究院 講師

子どもは異文化の視点をどう捉える?

子どもは異文化の視点をどう捉える?

グローバル化の進展に伴い、異文化の相手の視点で物事を考える力がますます重要になっています。
本実験では、自分の文化の常識が異文化の相手にとって当たり前ではないことを、 子どもがどの程度理解しているかを調べます。
イラストを見て物語を聞いた後、調査者の質問に答えるクイズ形式の実験で、 所要時間は約15分です。

実験担当者
須藤 美織子(すどう みおこ)
一橋大学 社会科学高等研究院 講師

「こどもからみる不思議世界探求」プロジェクト

研究成果

Sudo, M. & Ishikawa, M. Moral gradients based on social boundaries: Children prioritize themselves and their ingroup when resources are limited. Accepted in Journal of Experimental Child Psychology.

主催

中央大学 文学部 山口真美研究室