2004年度の発表


2004年度第1回
日時:4月10日(土)15:00〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室
話題提供者: 澤田忠正氏(東京工業大学大学院)
発表題目:「陰影による知覚形状の限定性に関する研究」


2004年度第2回
日時:4月24日(土)15:00〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室

〜第1部:文献紹介〜
報告者:白井述(中央大学大学院)
紹介文献:
Wattam-Bell, J. (2003). Motion processing asymmetries and stereopsis in infants. Vision Res. 43, 1961-8.
〜第2部:研究報告〜
話題提供者:小沼裕子(中央大学文学部)
演題:「乳児の視線知覚」


2004年度第3回
日時:5月22日(土)15:00〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室
話題提供者:五十嵐由夏氏(東京都立大学大学院)
演題:「身体表象と視触覚相互作用」


2004年度第4回
日時:6月26日(土)15:00〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室

〜第1部:文献紹介〜
報告者:大塚由美子(中央大学大学院)
紹介文献:
Kavsek, M. (2004).
The influence of context on amodal completion in 5- and 7-month-old infants.
Journal of cognition and development, 5(2),159-184.

〜第2部:研究報告〜
話題提供者:白井述(中央大学大学院)
タイトル:「周辺視における放射状拡大/縮小知覚の異方性」


2004年度第5回
日時:7月17日(土)15:00〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室

〜第1部〜
話題提供者:岡村洋実氏(中央大学文学部)
演題:「乳児の”色対比”知覚について」

〜第2部〜
話題提供者:伊村知子氏(関西学院大学大学院)
演題:「ヒト乳児におけるキャストシャドーによる物体の運動軌跡の知覚」


2004年度第6回
日時:8月21日(土)15:00〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室
話題提供者:和田有史先生(日本大学)
演題:「時間知覚における感覚間相互作用+α」


2004年度第7回
日時:10月9日(土)15:00〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室

話題提供者:金沢創先生(淑徳大学)
紹介文献:
Braddick, O., Atkinson, J., & Wattam-Bell, J. (2003).
Normal and anomalous development of visual motion processing: motion coherence and 'dorsal-stream vulnerability'.
Neuropsychologia, 41, 1769-1784.


2004年度第8回
日時:11月6日(土)15:00〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室
話題提供者:名手久貴先生(東京工芸大学)
演題:「指向性画像の高密度表示による三次元像の知覚距離特性」



2004年度第9回
日時:12月18日(土)15:00〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室
話題提供者:加藤正晴先生(東京女子医科大学)
演題:「developmental aspects of audio visual spatial coordination:
  音刺激が視覚刺激に対するサッカードの潜時に及ぼす影響(仮)」



2004年度第10回(共催:知覚研究会)
日時:1月14日(金)17:30〜
場所:中央大学 後楽園キャンパス 新3号館 14F中会議室

話題提供者その1:牛谷智一(京都大学大学院)
演題:「知覚的体制化の比較認知科学」

知覚的体制化は、いつ、なぜ、進化したのか? 比較認知科学は、そのような起源 の謎に挑んでいる。我々は、ヒトとは遠縁であるハトが、知覚的補間、運動の統合 、時空間的境界形成といった視覚的体制化の現象を経験するのか調べた。体制化の 手がかりが継時的に与えられる運動の統合や、時空間的境界形成に関しては、ハト もヒトと同じように知覚している可能性が示されたが、隠れた部分を補間して知覚 する能力には、大きな差があることが示唆された。ヒトとハトのおかれている生態 学的環境の違いが、異なる知覚を生み出す選択圧になったのかもしれない。知覚的 体制化の進化について、大胆な仮説を呈示したい。


話題提供者その2:白井述(中央大学大学院)
演題:「放射運動知覚の初期発達」

放射状の拡大/縮小運動は,奥行運動(観察者自身の前進/後退,視野上の対象の接 近/後退)を表現する強力な視覚情報です.これらの放射運動知覚の初期発達,特 に生後2-3ヶ月の間で起こる変化について,これまで実施してきた実験に基づきお 話させて頂きます.まず,放射運動知覚の異方性(視覚系は縮小よりも拡大に対し て高い感度を持つ, e.g. Takeuchi, 1997),及び,奥行運動知覚における放射運 動の速度勾配の効果(cf. De Bruyn & Orban, 1990)について,生後2-8ヶ月児を 対象とした実験(Shirai et al., 2004a,b)を報告させて頂き,その後,先行研究 との比較から放射運動知覚の発達過程について考察を行いたいと考えております.


2004年度第11回
日時:1月29日(土)15:00〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室

話題提供者1:十河宏行先生(京都大学)
演題:「サッカードに伴う圧縮錯視と形状の知覚」

話題提供者2:中央大学山口研究室
演題:「乳児研究の経過報告」


2004年度第12回
日時:2月19日(土)15:00〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室

話題提供者:増田知尋氏(日本大学大学院)
演題:「視覚的運動の知覚体制化に関する実験現象学的研究」




2004年度第13回
日時:3月26日(土)15:30〜
場所:中央大学文学部棟(3号館) 9F 山口研究室

話題提供者:平井真洋氏(東京大学大学院)
演題:「バイオロジカルモーション知覚の神経機序:事象関連電位(EPR)計測による検討」




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