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はじめに

選好注視法の考え方

このプログラムでは、すべての学習が「選好注視法」の考えに従って進行していきます。「選好注視法」とは、2つの左右に呈示された図形に対し、乳児や幼児が示す選好注視に基づき、図形の認知能力を調べる心理学の方法です。例えば顔図形とただの図形では、一般に子供たちは顔図形の方をより長く注視します。顔図形のほうがおもしろくて興味深いからです。もし、こうした選好がみられる場合、子どもたちは、顔とただの図形を区別し、顔を認知していることを意味します。こうした性質を利用し、子どもたちの認知世界を調べていくのです。

選好注視法の実際

●1歳半ごろまでのお子様の場合
お子様をひざの上にのせ、お子様が左右のどちらの図形に注目しているのかを観察してください。

●2歳半以上のお子様の場合
お子様と一緒に図形を見て、左右どちらの図形を指差したりして「注視している」のかを確認してください。

注意事項

選好注視法では、お子様が注視すると想定されている図形(目標図形)が、左右のどちらかに現れます。この図形にどれぐらい注目しているかによって、お子様の図形の認知を調べます。

選好注視法では、一方を完全に注視するとは限りません。「どちらかといえば一方が他方より気になる」といった程度であったりします。この微妙な選好を、子どもたちの反応から読み取ることも大事なのです。

目標刺激への注視は、その瞬間のお子様の状態やその場のモニター周りの環境に大きく依存します。従って、目標刺激を注視しなかったからといって、お子様が異常な反応を示したわけではありません。そうした反応も自然な注視行動なのです。

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